痛みとは体からの“警告メッセージ”
●痛みだけ止めても、体はよくならない
痛みとは、決して悪いことばかりではありません。それは「体の何かがおかしい。一刻も早い対処が必要!」「何か起きるべきではないことが、起きている!」という、危険が差し迫っていることを知らせる体からの叫び、“警告メッセージ”です。
歪んだままの体で動いていると、筋肉や骨格から、しだいに強度や反応能力などが失われていきます。痛みとは、私たちの体に組み込まれた、車の警報装置のようなものだと思ってください。
たとえば、車上荒らしに遭う(歪んだ体のままで、間違った動作を繰り返している)と、警報装置が作動してアラームがけたたましく鳴り出します(痛みとして現れます)。驚いた持ち主は現場にかけつけ、大切な車を守ろうとします。けれども、車上荒らしがまだ車を荒らしている真っ最中なのに、単にアラ ームだけを止めて(痛みだけを消して)、立ち去ってしまう。このような、表面の問題だけを解決するのと同じなのが多くの人の痛みの消し方です。
手術をしたり、薬を飲んだりして、とにかく一時的にでも痛みが止まればいいと思ってはいないでしょうか。アラームだけを止めても、車上荒らしは確実にあなたの体を荒らしていきます。そして、いつしか体全体の働きがすべて奪われ、ついには動かなくなってしまうのです。
筋肉は、使わなければどんどん衰えていきますが、自分ではその変化になかなか気づきません。痛みを感じないからといって、必ずしも健康体であるとはいえないのです。筋肉を使わないと、姿勢が歪んでいき、いずれは痛みがでたり、体の不調につながります。
(KKロングセラーズ刊「PAIN FREE 痛み解消メソッド 驚異のエゴスキュー」より)

